過去のピアノ日記

2008年 ピアノ日記


3月19日
3月19日

憧れのノクターン8番を、やっと公開。
1年前は本当にできるのか自信がまるでなかったが、1日1小節やれば77日で弾ける!と計画を立て、去年のゴールデンウィーク頃になんとか見通しが立ったので、それから本格的に特訓。そう、ピアノを練習するというよりは、すべて指の特訓だった気がする。

夏はちょっとサボり気味で、曲らしくなってきたのは秋ごろ、冬から録音に向けて最終仕上げ。全ての季節を通して弾いてきたんだな〜

一番の難所、52小節目の48連符は特に時間をかけてやってきたけど、この速度で全部の音が出るようになったのが今年に入ってから。付点のリズムでの練習と、ド♭音を小指で保持したまま手のポジションを変えずに練習したのが効果的だった。最終的な成功率は5回のうち1回。(公開したテイクではやや失敗)コツは手首に一切力を入れないこと。←結局これが一番難しい。イメージは、腕の中に筒、空洞があって、指は勝手にパラパラ動いている感じですね。

次の難所は、32小節目の後半。どうやってもこうやっても、納得最低ラインの速さで弾けない。楽譜をじっと見て思いついたのが、スラーのついている音符をひとかたまりと感じさせるような弾き方。そうすると不思議と速く聞こえるのだ。「まとまり感があると、遅さが気にならない」というほうが正しいかな。

難所はこのほかにもいろいろあり、一つ一つ指に覚えこませる、本当に地味な気の遠くなるような作業だ。でもピアノのこういう作業は必ず報われるのでやりがいがある。

しかし、出来たと思ってしばらくその箇所を放っておくと、また振り出しに戻っていたり。大変な趣味だよな〜ピアノって。

そんなこんなで、右手のメカニックがなんとかなってきたところで、今度は左手でのリズム感。跳躍が大きくしかも繊細なタッチが要求され、どうしても変なところでキツく出てしまったり、反対に音が出なかったりしてしまう。あと、右手が歌おうとすると左手のリズムがひきってしまう。拍子の感覚をしっかりと感じながら、心ゆくまで歌う。これが究極の目標です。

公開した演奏は、ちょっとあっさりしすぎかなと思います。もっと歌おうとすると正確性かなり下がるし、やっぱりこのあたりが今の私の限界です。
大好きな曲なので、これからも練習して、もうちょっと心から歌えるようになりたいです。