過去のピアノ日記

2003年前半 ピアノ日記  

5月15日 新しい課題!
久しぶりのレッスン。今日もショパン「ワルツ9番」
そろそろ仕上げなので、気持ちを引き締めて先生の前で弾く。前回のアドバイスのおかげで少しずつ曲になってきたようだ。先生は「(フレーズで)しゃべれるようになってきましたね」とのおほめの言葉。メカニックが自由になっていないと、音符で言いたいことが言えないもどかしさが辛いものですが、それをクリアするための地道な努力というのは必ず報われる。この瞬間があるからピアノはやめられません(笑)

あとは、この曲の4つの旋律のうち最後に出てくる、クレッシェンドしてsfでフェルマータで終わる旋律。
フェルマータの音と、その一つ前の1拍目の音は、音量的にはどちらを大きく出しているか?と質問された。私は後のフェルマータのほうを柔らかく弾いていると答えた。(普通に楽譜通りならば、後のほうが大きいはず) 先生は、「だんだんクレッシェンドで昇って行って、最後にやすらぎに到達する感じですか?」その通りなので「はい」。「そういう意味を持ってやっているのなら良い」とのこと。

あとは全体に所々音が濁るところがあるとの指摘。私はまだ、ペダルを踏む、踏まない、の操作しかできない。どんなときもペダルを奥まで踏み込んでいる。そこで今日はペダルを浅く踏む練習。音を伸ばすのではなく、ペダルを浅く使って、ほんの少しだけ響きを残すような、にじませるような音が出せるようになりたい。これは新しい課題。特にショパンの曲では欠かせないようだ。消音ピアノにも一応ハーフペダルの機能がついているが、練習はしづらい。グランドピアノでできるだけ体感していきたいと思う。耳と足、全身でペダル操作を覚えていきたい。

最後に、サンドさんと先生が後ろに座って、ワルツを聴いてくださることに。緊張してしまう。特に、ショパン・フリークのサンドさんに聴いてもらうのはドキドキ。たくさん間違えてしまったけど、自分の中で流れている音楽は止まらず、きもちよく弾けた。こうやってちょっぴり緊張感を持って誰かに聴いてもらうのはいい練習になる。あとはミスをいかに減らせるか…もっと弾き込まないと…。



5月6日 井上直幸さん
この休み、少しずつ本やビデオをみはじめた。サンドさんからいろいろ借りていたのだ。
井上直幸さんというピアニストのビデオ、これはとてもよかった。全2巻のうち、1巻の「作曲家の世界」では、バッハからドビュッシーまで代表的な作曲家7人の音楽の個性や、音の響きによる違いをピアノを弾きながら解説。井上さんの、ピアノを弾く喜びにあふれたお話に感動。語りから受ける人柄にもひきつけられる。これまで敬遠していたバッハやモーツアルトを弾いてみようかな〜という気にさせられる。

なんと収録場所は、冬にコンサートに行って感動した八ヶ岳高原音楽堂でした!ロケーションは最高だし、音も素晴らしい。ピアノ奏法のビデオというだけでなく、眺めているだけでも楽しい。

第2巻では、タッチやペダリングなどさまざまなテクニックが紹介される。なんとなく知っているつもりの、なんとなくやっているタッチ。曲によって、作曲家によって、その場面によって、次々と音色を変える井上さんのピアノにただ感動。ピアノには本当にたくさんの音色があるんですね。

私は、このテクニックをまるまる修得しようとするのは意味がないと思う。テクニックというのは、自分がこう表現したいというための手段なのだから。表現したいものが自分の中になければせっかくのテクニックは使う場がないわけだし、そもそも身につくはずがない。

私がこれからピアノを弾き続けるうちに、いろんな曲に出会うだろう。そして、こういう音が欲しい!こういう響きが欲しい!と感じたとき、その都度このビデオを見よう。今より深く理解し、大きなヒントになるだろう。

井上さんの公開レッスンをじかに受けてみたかった。生のコンサートを聴いてみたかった。この4月、井上さんは亡くなられたとのこと。残念でならない。

井上直幸 ピアノ奏法ビデオ版



4月27日 連弾発表会
今日は、連弾・アンサンブルの発表会。
小学生から中学生ぐらいの子ども達が、きょうだい連弾、親子の連弾、先生との連弾、2台ピアノなどを披露した。私はギロックのシャンペン・トッカータを、サンドさんと、小学生と中学生の姉妹といっしょに弾いた(^o^)楽しかった〜

しかし、本番では間違えてしまい、リハーサルのほうがうまくいったのでそちらのテイクをお聴き下さい^^;
シャンペン・トッカータ

本番が終わったあと、姉妹からプレゼントをもらった!びっくりした。手作りクッキーだって!感激〜
お母様からも丁寧なご挨拶をいただき、お嬢さんたちが今日の連弾をとても楽しみにしていたこと、練習もがんばっていたことなどを聞いた。そんな風に思っててくれたなんて…。そういえば中学生ぐらいの時って、楽しさを言葉や態度ではなかなか表さないですよね、はにかんで…。私も覚えがあります。でもこのクッキーに彼女たちの気持ちが込められていると思うと、胸がいっぱいになりました。本当にありがとう!また機会があったらぜひやりたいです(^o^)

そして演奏面ですが、またしても私は本番でミスってしまったわけだけど…今回は、ちゃんと立ち直り、音楽にも乗れて、最後はキメることができた。本番で普段の自分が出せるようになるにはまだまだ経験が必要ですが、手応えは感じることができ、とてもよい経験になりました。それから先生には感謝、感謝です!



4月17 レッスン
ほぼ1ヶ月ぶりのレッスンでした。
同じ教室の生徒のサンドさんと2人でシャンペン・トッカータの合わせ。

この曲は最近サボっていて、いまだにノーミスで弾けない。またテンポキープがうまくいかず、せわしい感じとの指摘。あせっているのがテンポに表れてしまった。27日の発表会ではトリらしい。もっと集中して練習なおしだ。

サンドさんに聴いてもらいながら、レッスンに入った。
まずは、「パリのポートレイト」を先生と2台ピアノで合わせる。自分以外の音が聞こえてくると興奮してしまい、たくさん間違えてしまった。この曲ももっと練習して、来週に録音できたらいいな。

次は、ショパンの「ワルツ9番」。
一通り聴いてもらったあと、できないところ、悩んでいる部分にアドバイスをもらった。
ショパンのペダルの踏み方はいろいろなので研究してみること。
13連符は、なめらかに、音ぬけのないように…

先生から練習方法を教わった。
(13の音プラス次のソ♭)14音のうち、後ろから少しずつ音を増やして練習する。
つまり、まずは最後の11,12,13,14番目の音だけを確実に弾けるように練習。
次に10,11,12,13,14に増やす。次に9,10,11,12,13,14というように、順番に増やして練習していく。家に帰って早速やってみたら、とてもいいかんじ!良い方法を教わった。

次に第2部、con anima の部分のリズム。
3つのスラーで構成された1フレーズを、スラーごとに分けて練習する。5音、2音、5音。それぞれにイントネーションを正確に弾きわける。全部つながったようにしない。pのリズムが変わるところも同様に練習する。細かく確実にさらうことで、あいまいで不確かだった私のフレーズが明瞭になりそう。

そのあと出てくる新しいメロディは、4声部を意識する。かけあいのような感じ。

1人でさらっていても、なにが課題なのかがわからなかったが、適切なアドバイスをもらって目標ができた。

あとは、「ワルツ14番遺作」、私には無謀でしょうか?とたずねてみたら、そうでもなさそうだったので、できるところまで挑戦してみることに。

先生の生徒さんで、ショパンの幻想即興曲がやっとぐらいの方が、なんとリストのラ・カンパネラを幻想よりもステキに仕上げてしまったとう。大好きで弾きたいという強い気持ちがある場合、一般的な難易度など関係なくなっちゃうものですね…なんていう話をした。

また、最近気がついて驚いているのが、手の大きさ。私は難しい曲を弾いている人はみんな手が大きいと思っていたのだが、サンドさんも、先生も、街角でおなじみ、しおんさんも、あまり大きくない。今日、サンドさんと比べたら同じぐらいだった。これからは小さな手を言い訳にせず、できると信じてやっていこいう。



4月9日 録音
ショパンのワルツ14番の譜読みも楽しくなってきたこの頃…
ワルツ9番は最後まで通ってるのだけど、いざ録音すると「もうちょっとここができるようになってから…」というのが次々に出てきてしまい、なかなか公開ができません。

録音ボタンを押し、イイカンジで弾いてて、「いつになくうまく行ってる…」と意識したとたんにミスが起きるし、後ろ6小節の12連符がキマルかどうかが最大のヤマ(笑)なんだけど、ノーミスで行ってそこで1音ハズして「ンが〜〜〜ッ!!」ってのが今日のベストでした。

そして表現の方ですが、コルトーの解説を読んだり、いろんなピアニストの演奏をじっくり聴いたりすると、自分なりにですが、ここはこういうことを言いたかったんじゃないか…というのが見えるような気がします。そう思いながら弾くと、この曲はとても切ないですね。終わりに近づくとき涙が出そうになりました。(あ、間違えたからじゃなくて^^;)



3月29日 さて次は…?
瞑想が仕上がりかけた時には、まだ次に弾きたい曲が思い浮かばなくてちょっと間が空いてしまうかなあと思っていたけど、録音が終わってアップが終わると、ちゃんと弾きたい曲は出てくるもので(笑)

掲示板でも話題になった、リパッティの最後のリサイタルの録音をはじめ、ルービンシュタイン、カツァリス、以前から好きだったフランソワ、コチシュ、そしてルイサダの演奏を聴いたりして今、ショパンのワルツがマイブームになっています。

魅力的な曲がいっぱいですよね。その中から、やっぱり最初に知った「別れのワルツ」を弾いてみようと思います。1年前に一度楽譜を見たのだけど、その時はなんとなく気分が乗らなかったんですよね。でも今はとっても弾きたい気持ちにあふれています。

これからは練習途中でも録音していこうかな。
ついつい、私は普段の練習のときはミスタッチに甘くなってしまうんです。普段から集中してきちんと音を拾うクセをつけるためにも、できるだけ録音してみようと思います。

ワルツ9番(初めの部分だけ)



2月24 突破せよ!〜四声との闘い
ようやく「瞑想」が最後まで通った。 ←スタートしてください またはこちら

譜読みが苦手な私、どんな曲をさらうにも、始めの1小節から、毎日指に覚え込ませるように少しずつ進んで行く。覚えた小節までは行けても、そこから先は道がない。暗闇の中、土砂を手で掘り進む、まさにトンネル工事である。

最初の関門は、右手ひとつでメロディをひきつつ伴奏のアルペジオを響かせること。しかもリズムは8分音符と3連符の同時弾き。指がからまり転びつつもなんとか前進。そして2カッコに進むとさらなる難関が。見た目は♭3つのままで短調に、その後なにげに変ト長調に転調している!狭い黒鍵は滑りやすく、幾度となく転げ落ちた。

♭6つを抜け出すと、さらに巨大な岩盤が立ちはだかる。後ろから10小節目からは、右、左とも白い音符を押さえたまま、別々のメロディを同時に響かせるという、これまで経験したことのない難問。片手で作業を進めること2週間。途中で投げ出しそうになりながらも、先生の励ましを受けつつ、なんとか両手での作業にかかることができた。

そして本日、ついにトンネルが開通した。向こう側の光が射し込む。達成感を感じる一瞬…


^^失礼しました。BGM止めてください(笑)
さあ、これから音楽に仕上げるまでが、さらに長いんですよね^^;



2月14日 ハノン21−25
きのうのレッスンで、Es durの音階をみてもらい、さらに「ハノンの21−25もEs durで練習してみたら」とのアドバイス。その場でトライするも、つっかえてばかり。

そしてまだ「瞑想」の最後の部分が両手で弾けないので、片手ずつ指番号を書きこみながらレッスン。4声は、かなり難しく感じてしまう。

バッハを弾くと良い練習になると思うけど、他にやりたい曲もいろいろあって困ってしまう。モーツアルトなんかもやってみたら?と先生に勧められる。自信はないけど、また少しずつやれたらいいな。

は〜、本当にピアノはやることがいっぱいだ!



2月5日 名曲を練習曲に
Es durの音階、順調ですよ(笑)。

また考えたのですが、好きな曲を弾きたいと思う気持ちが練習への原動力になるのならば、こういう練習はどうだろう?

たとえば、ハノンのアルペジオを順番にやるのはどうも…という場合。
名曲や憧れの曲の楽譜を開き、練習になりそうなアルペジオを抜き出して、そこだけ繰り返し弾くのだ。今日は、ドビュッシーのアラベスク1番から、左手のアルペジオの部分を繰り返し弾いてみた。

効率の点ではハノンにかなわないが、これなら将来その曲を完成させるときにも役立つし、様々な曲に触れるチャンスも増えるし、楽しくて退屈しないし。いいアイデアだと思うんだけど…みんなはすでにやってるのかな。

そういえば、管楽器でもこういうことやってたなあ。



2月3日 音階
先日の連弾練習会では様々な刺激をもらったわけですが、
特に衝撃的だったのがぴあちぇさんの信じられないほど軽やかに速く回る指!

そこで、私も遅まきながら重い腰を上げ、(何度も上げているような^^;)音階練習をやろうと奮起しました。これまで何度もトライするものの、三日坊主でハ長調止まりでしたので、先生にも相談し、今度はハノンの本の順番ではなく、今練習している曲の調だけでいいので、やっていくことにしました。

「瞑想」は♭3つのEs dur 。さっそく指番号を確認しながら練習。粒が揃わないので、ハノンの最初にある22種類の変奏で弾いてみます。やり始めるとムキになる私、結局今日はこれだけで2時間が過ぎてしまいました(笑)C durは少しは回るようになってきた。でもメトロノームの120はまだ無理。



1月27日 連弾練習会
まずは日記のほうからお読み下さい。

さて、小原さんのリサイタルの興奮もさめやらず、翌日は名古屋ピアノ調律センターというところで、ギロックの2台ピアノ8手連弾シャンペントッカータの練習。なんとスタインウェイのフルコンサートピアノを2台借りてという超豪華な練習会だ。入り口から入ってショールームを進むと、奥に2重扉の試弾室が。予めお願いした通り、横並びで憧れのスタインウェイが用意されていた。新しいピアノらしくぴっかぴかに輝いている。moreechさんが2台のAを鳴らしてみるとピッタリ合っている。ありがちなレンタルピアノの想像をはるかに超えて、素晴らしく整備されていた。

早速、シャンペントッカータを4人であわせてみる。小原さんもおっしゃったとおり、あわせるのはそれほど難しくはないが、もちろんそれぞれが自分のパートをただ弾くだけでは音楽にはならない。

ハーモニーを響かせながら、相手の音を聞いて…と思っても、どうしても他の人の音が聞けない…途中で撮っていたビデオを再生してみると、全員ががんがん鳴らし過ぎて重たい音楽になっている。なんとかシャンペンの軽やかさ、優雅さを出したい。できるだけ小さな音に落として、強弱を意識し、何度もあわせながら練習する。2時間ほどみっちりやって少しはバランスがとれてきたかも…

写真をクリックして下さい。練習の成果です。聞きづらい場合はこちらをお試し下さい。
↓演奏ビデオスタート

手前から第1ピアノ1かがみさん、2もると、第2ピアノ1moreechさん、2ぴあちぇさん

家に帰ってこのビデオをみたり、いろいろ考えると、新たにこうしたらいいんじゃないか?という部分も見えてきた。テンポは楽譜指定では144のところ、135ぐらいだったのでもうちょっと上げると楽しくなるかもしれない。あとは裏拍を感じることか…。私のリズムの甘さが気になる。正確に刻めない。テンポが乱れるのも直したい。

また、みんなに音量を落として!と言っておきながら、自分は出だしが大きすぎでしたね^^;そして32小節めは音が上にいくほど丁寧に弾くべきなのに、上のシが大きすぎます。ここをもっと気を付けないと。また、コーダ71から75はpからfへ持っていくのだけど、これはもっと激しく差をつけたいところです。クレッシェンドがついているとどうしてもスグに大きくしてしまいがちだけど、最初は小さすぎるほどに抑えておき、最後でグッと盛り上げると曲全体が感動的に終わるかも!

あ〜、ぜひまたやりたいです。そして完成させたいです。
でもでも…初あわせにしてはうまく行ったと思いません?



1月23日 明日は名古屋
2台ピアノ練習会のため、MIDIにあわせて自分のパートを練習。意識しなければ普通に弾けるくせに、明日行くんだ、みんなと合わせるんだ…と思うと、緊張してくる^^;

実は、まだ人前で弾くのが怖い。また頭が真っ白になったらどうしよう。

でも今回は知っている方ばかりだし、なんとか真っ白状態から抜け出す方法を探ってみようっと。



1月16日 2台8手
今年の初レッスンです。

嬉しいお話を頂いた。先生のみている別の教室の子供の生徒さん姉妹が、4月にある小さな音楽会で連弾をするらしく、たまたま2台ピアノが使える会場だそうで、先生のはからいにより、私ともう1人の大人の生徒さんあわせて4人で、ギロックの「シャンペン・トッカータ」を披露することになりました!こちらも楽しみです(^o^)

今日のレッスンの曲は譜読みを始めた無言歌の「瞑想」。冒頭の部分はだいぶ弾けてきたんだけど、まだまだ。次の臨時記号が多い部分がヤマになりそう。ここを越えると先が見えてくるのかも。ふんばりどころだ。いつもこういう所を逃げていたんだよね。

心配していた左の3連符に右手で2拍入れるリズム、タイミング的にぎこちない。
「左の1,2,3のうち、2と3の間に右手を入れる」と考えてしまうと不正確で硬くなってしまう。あくまで左は3連符、右は8分音符として、2つの別々の流れが両方自然に聞こえるようにしたい。

ただ、今の段階では、きっちりと正確に音を取ることに重点をおき、それができてから流れを考えていけば良いでしょう、とのアドバイス。



1月9日 今年はがんばろう
今年の弾き初めは1月6日…ちょっと出遅れました。あいかわらず去年弾けた曲をだらだらっと弾くだけでキリッとしませんでしたが、今日からは新しい曲の譜読みを始めます。苦手なことは克服しなければ苦手なままなんですよね^^;今年こそ逃げずに譜読みをがんばります。

でも新曲の譜読みって15分と続かないんだよなあ…頭がいっぱいいっぱいになっちゃって。その方面の頭の機能が欠けているのか、要領が悪いのか、訓練が足りないのか…多分全部だろう(苦笑)