2002年後半 ピアノ日記  

12月26日 今年も残りわずか
おかげさまで大盛況のクリスマスコンサートin街角もお開きとなりました。今年もあとわずか…しかしまだ最後の大きな宿題が残っています(笑)そう、「花の歌」!まだ録音できてませんm(_ _)mこみさん。

く〜っ!なんでこんなに難しいんだよ〜^^;

いや、ほとんど仕上がってはいるんですよ。でもねえ、なかなかキマってくれない。ミスが減らないのはあきらめるとしても、いまだに歌という部分がしっくり来ないんですよね。う〜ん煮物の味付けがどうやってもキマらないときのような焦りというのか…。甘さが足りないかと思ってお砂糖を入れると、今度は醤油が足りないような気がして、味見しているうちに、わけわかんなくなっちゃう、ていうアレです。私は何を作りたいの?29日までにはなんとか録音したいです。

さて、この1年で公開できた演奏ファイルはたったの3つ…。しかし、今年はオフ会に参加したり新しい先生に出会ったりと、とても刺激的で楽しい1年でした。ソロでの新曲は3つでしたが、3月のオフ会では初挑戦のラフマニノフをはじめとする連弾曲5曲、8月のオフでは新たに2曲、そして11月のオフでも3人連弾を楽しみました。数えてみると連弾10曲弾いたことになります(笑)やっぱり連弾は楽しい。孤独に弾くだけでは見えない、いろんなことが勉強できるような気がします。来年早々にも8手連弾練習会がひかえており、これからもアンサンブル熱はますます上昇しそうです。

とはいえ、来年はソロもがんばりたい。音の少ない曲を丁寧に仕上げる気持ちを大切にしつつ、ちょっと背伸びの曲にも挑戦し、レベルアップを目指します。



12月17日 クリスマスコンサートin街角
さきほど、アップロードが終わりました。
皆さんそれぞれに心のこもった演奏を聴き、今日は幸せな気分で過ごしました。

自分の演奏は、実は昨日ギリギリ夕方に録音しました^^;
何度も録っては聴き、気に入らないところが出てきては録りなおし…その繰り返しでした。

「音もなく降る雪」は録音中に突然思いついて入れることにしました。この曲はあまり思い入れを激しくするよりは静かに淡々と弾いたほうが冷たさや淋しさが出るかな…なんて、あまりいじりませんでした。

さんざん練習した「夜想曲」は、今日の演奏がベストです。これ以上はもう無理!満足です(笑)



12月9日 発表会顛末
今の教室に入って初めての発表会が終わりました。

さて、スリル満点で(7日の日記参照^^;)望んだ「夜想曲」、当日未明3時までサイレントで練習しました。こういう音の少ない音は、1つのミスが致命的なので、注意深く最後のおさらいをしました。普段と違う環境でも弾ける訓練にと、立ち上がって弾いたり、わざと椅子を左右にずらして違う景色で弾いてみたりしました。大丈夫。音はもう完璧に覚えました。「三角形」についても、意識せずとも大幅に崩れることがなくなりました。

「スターライトワルツ」はこの3年間弾いてきた慣れがあるし、夏のオフ会では出だしの失敗があったので、最初の音だけは間違えないようにかなり練習をしてきました。

さて、当日の朝。ゆっくり起きて、まずは練習。「夜想曲」を聴いていた夫からも「ダメ出し」はなく、まあまあ自信が出てきました。「スターライトワルツ」はノーミスと言うわけには行かないけど、いつも通り流して様子を見ました。東京でさんざん試着した末に決めた水玉のワンピースを着て、化粧をし、髪を整え、準備完了。

おっと、靴を履いて一度通してみよう。ピアノの前に新聞紙を敷き、靴を履いて本番通りに通してみました。もうここまでやればもうあとは無事を祈るしかない。

会場につくと先生が迎えてくれました。まわりには、ちょっとおしゃれをしたお母さんやその子ども達、ネクタイをしたお父さん、ブーツをはいた若い女性などなど、これから始まる演奏会にちょっぴり緊張した空気が漂います。

プログラムは、エレクトーンとピアノが数曲ずつ交代で進んで行きます。順番は難易度順だと思われ、私の出番は3分の1あたりでした。私の前には、ピアノを始めて1年ちょっとの男性や、簡単バージョンの「花の歌」を、止まりながら一生懸命弾くおじさん、フロッピー伴奏付きのエレクトーンで演歌を弾く80歳近いおじいさんなどなど。

ここ最近参加しているオフ会での雰囲気とは全く違います。正直、「この中で演奏するなら余裕だな」と思いました。

あっという間に自分の番が来ました。名前が呼ばれて舞台に上がります。数年前の発表会や、オフ会では、この時点で会場全体を見渡すことにしていました。ここにいる人たちを確認し、自分の意識が怖さによって逃げないようにするためです。今回はそれを怠りました。

お客さんの方を見ず、下を向いてお辞儀をし、椅子に座りました。鍵盤に手を置く。「夜想曲」の出だし。何度も確認したのでスムーズに始まりました。拍子もくずれず、鍵盤を叩くことなく、多分ノーミスだったと思います。最後のpが不安だったけど、小さな音でちゃんと出ました。これなら満足。伸ばしていたペダルをゆっくりと戻し、ひざの上に置きました。

続いて「スターライトワルツ」。何度も確認した出だし。今回は迷うことなく始められました。3年間弾いてきた大好きなこの曲は、いよいよ今日で卒業です。完璧に弾いて最後の想い出にしようと思った…その瞬間、不協和音が響きました。絶対まちがうはずのない主題、左手が別の鍵盤を叩きました。ハーモニーが崩れ、右手もつられて間違えました。ここまでひどい間違いは練習中でもなかったので、その部分の立て直しがききませんでした。心拍数が上がり、こんなはずではなかったという感情がわき、意識は音楽どころか、逃げの体勢に入りました。こんな調子では途中の静かなところ、最後の盛り上げのところはどうなるんだろうと怖くなりました。このとき、私はピアノに向かうのではなく、背を向けて弾いていたのだと思います。

うまく弾けているときって、次に弾くべき音符や鍵盤が頭に着実に見えてきますよね。鍵盤全体が見通せて、音符も鮮明に思い浮かべられる。さらに、お客さんのいる右側にも目がついているかのように、雰囲気を察知でき、客席の最後列の人にまで、「この曲いいでしょう?聴いてね!」という気持ちで弾いているものです。

しかし、今回は違った。右側にいるお客さんがどういう顔をしているか、会場の後ろの壁はどこまであるかどころか、自分の視野はせいぜい目の前50センチぐらいで、横も前も真っ白になっていました。視界50センチの霧の中、高速道路を運転しているようなものです。

転調して静かな部分はなんとか手が覚えていたらしく、相変わらず霧の中でしたが、ミスをしながらも進みました。その後もう一度主題が戻って来ます。そこで「また崩れるだろうな」と思いました。案の定、同じ所でバカみたいに崩れて、もう完全にダメになりました。仕方がないのでコーダへ持っていく部分はあきらめ、1小節分飛ばして続けました。ここはレッスンのときに先生が、「もし途中で止まったときに始められるポイントを作っておくように」とのアドバイスで練習していたポイントです。

もはや音楽がどうの、歌い方がどうのという話ではなく、早くおわらせたいという気持ちで最後のオクターブを弾きました。最後のキメの分散和音、ラストの和音までご丁寧に(苦笑)間違えて、ボロボロになって私のステージは終わりました。

私はいつも、どんなに稚拙な演奏だとしても、それは自分の精一杯の結果なのだから、披露するときには堂々とした態度をとろうと心がけています。たとえ他の人に「あの人ったら、あんな下手なのに満足そうだわね…」と思われてもいいのです。初心者だろうが上級だろうが、堂々とふるまっていたほうが見ていて安心感があるし気持ちがいいと思うのです。

でも、今回は思わず、最後のお辞儀のときに卑屈な照れ笑いをしてしまいました。

舞台から降りながら、客席の後ろのほうにいる先生を見ました。優しく微笑んでくださっていました。私は席に戻っても夫と目もあわせません。また夫は話しかけても来ません(笑)。どんなに落ち込んでいるかは、お互いにわかりすぎています(笑)あんなに練習したのに。あんなにいっぱい時間があったのに。あんなに慣れている曲なのに…

その後も、次々とプログラムは進みます。私はしばらく呆然としていましたが、次第に落ちついてきて、皆さんの演奏が聞こえて来ました。ショパンやドビュッシー、エレクトーンは高度なテクニックの曲になってきました。上級の方も、よくみると、みんな緊張しています。その中でも落ちついてワルツを弾かれる方がいると思えば、エレクトーンのペダルのようなものを踏む右足がぶるぶるふるえている方、難度の高い速い曲で指がすべってしまう方、暗譜したはずの曲を3度もやりなおし、先生が走って楽譜を持ってくるシーンなど、生身の人間らしい出演者をみていて、「すべての曲の数だけ、それぞれの人の曲への思い、練習の苦しみや努力があったんだなあ」としみじみ思いました。当たり前のことですが、私だけがたくさん練習したのではないのでした。

今思えば、不安のあった「夜想曲」は音符を完全に覚えるまで練習したのです。それに対し、「スターライトワルツ」の自分のピークは夏のオフ会で終わっており、それでもかなり練習したのだけど、及ばなかったのです。オフ会に参加したり、自分のサイトで演奏をほめてもらったりして、過剰な自信を持っていたのだと思います。

やはりピアノは、やった分しか結果は出ないとわかりました。(具体的には、「スターライトワルツ」の左手だけの暗譜。これはやっていなかったのです。)でも、やった分だけ結果が出るというのは公平なことですね。

また、「ステージでは緊張するものなのだから、緊張しないようにするのではなく、緊張していても弾けるように練習しておく」という、私の心の師匠の言葉が身にしみて理解できました。霧の中でも道順を克明に覚えていれば、目的地にたどり着けるのです。その準備をしていたら、つまり、左手の暗譜ができていれば、ここまで糸が切れてしまうことはなかったと思います。

ここまで書いて、今回の発表会を後悔せずに済むと思えました。このまま指覚えだけで本番をつなぎ歩いていても、いつかはこういう失敗が来るはずでした。その勉強ができたんです。次にはまた別の失敗要因ができるかもしれないけど、要因は1つでも減らしていきたいですもんね。

さて、皆さんの演奏が終わり、先生が私の席まで駆け寄って来てくださいました。優しくほほえんで、失敗部分には触れず、良いところをほめてくれました。先生の顔をみていると、春から通ったレッスンルーム、いろんなアイデアや指摘をしてくださったシーンが思い浮かび、申し訳なさと情けなさで、1滴だけ泣きました。趣味の大人のピアノで泣くなんて、恥ずかしいので、目に力を入れてこぼれないようにしました。

今は…やはり正直、落ち込んでいます。でも明日になればケロッと元気になると思います^^;掲示板に応援書き込みしてくださった皆さん、励みになりました(^o^)。やっぱりピアノ仲間がいてくれてよかったと思いました。ありがとうございます!返信はまた明日にしますね♪

追記:このあと、録音したMDをこわごわ聴いてみたのですが、完全に意識がとんでいる部分でも、私らしいリズムで弾いていました。終わった直後はボロボロで音楽にもなっていないと思えたけど、全部が傷だったわけでもなく、弾けているところは自分らしい音楽になっていました。これは私のやった努力の分ということでしょう。



12月7日 三角形
いよいよ明日は発表会。ギロック「夜想曲」「スターライトワルツ」を弾いてきます。

昨夜遅く帰ってきた夫に、最後の仕上げのつもりで、ギロックの「夜想曲」を聴いてもらった。頭の数小節を聴いただけでダメだという。「こんな発表会前に困ったなあ…」と思ったが、どうダメなのかが知りたいので素直にきいてみる。

すると、先月聴かせた時にも言われたことだが、やはり「拍感がおかしい」ということらしい。先月は、6拍子のビート感、その中にある2拍子の感覚をもっと感じさせるように弾く、という指摘だった。

その感覚は出てきたものの、今度はそれを動かそう(歌おう)としてちょっとテンポを揺らしている。その揺らし方が変だというのだ。

揺らし方や歌い方が変という指摘は、始末が悪い。どうすれば直せるかがわかりづらいし、自分の感覚を否定されたような気になって頭に来るものだ。

夫「どうしてそこで急に速くなるの?!もっと1,2,3、1,2,3を感じて!」
私「だって冒頭はゆっくりで入って、ここで戻してるんだもん!!」
夫「なんか慌てたり転んでるように聞こえちゃうんだよ」
私「え〜、それだとさ〜」

今度はわざとメトロノームで計ったように規則的に無表情に弾いてやる(←子どもだなあ^^;)

夫「いや、冒頭ゆっくりで入りたいなら、ゆっくり入ればいいんだよ」
私「だ〜から、こうなるんだってば」
今度はまた揺らして弾いてみる。夫は目をつぶって考えながら、指揮の手振りをしながら聴いている。

夫「三角形…」
私「(弾きながら)三角形?」
夫「オレの感覚では全部正三角形。もる子のは、3拍子の三角形の形が二等辺三角形とか直角三角形とか、その都度違うんだよ。」

私「そうかあ…でも全部正三角形なんて〜(おもしろくないじゃん)」また無表情バージョンを弾く。

夫「あ、だからさ、その三角形の大きさはいろいろに変えていいんだ。」
私「…」
夫「三角形の大きさはいろんなのがあっていいんだ、形が同じなら…」

私「それ、合同三角形っていうんだっけ?(話をすりかえています^^;)」
夫「合同三角形は大きさも全く同じ三角形じゃなかったか?」
私「辺の長さが違っても角度が同じ三角形って、なんていうんだっけ」
夫「わすれた」

…他ごとを言いながら、三角形の形をくずさないように、且つ揺らして弾いてみる。(これ、難しいのだ)

夫「うん、すっきりした、よくなった」
私「そっかあ…。三角形の形までくずれていたから、聴いた人はそこで転んだように、酔っぱらっているように聞こえてしまったんだね」
夫「そうそう。はぁ〜、わかってもらえてよかった」

三角形の形はくずさず、大きさを変えながら弾く。

翌朝…
夫「あれさあ、相似だよ」
私「そっか、そうだった。相似で夜想曲だね(謎)」

さ〜て、明日の発表会はスリル満点!!



11月24日 アウゼホール
白馬シェラリゾート アウゼの音楽ホールで、ぽち由美子さん、しおんさんと3人で素晴らしいピアノを堪能してきました!スタインウェイのきらきらした音色がホール全体に響いて…ほんっっっとに素晴らしかった!!あっという間の2日間でした。今帰ってきたばかりなのに、また行きたいよ〜!

まずはこちらの写真をご覧下さい(^o^)



11月20日 ペダル
夜想曲、花の歌。まだ仕上がりませんが、録音して聴きながら悪いところを直しています。

一番の悩みはペダル…。うまくペダルを切れないので、曲全体が濁ってしまう。
ペダルは、踏むより上げるのが難しいんだな…



11月11日 アウゼで弾いてきます
以前ご紹介した、白馬の音楽ホールを備えたホテル「アウゼ」
なんと23日の無料開放デーに当たったんですよ(^o^)

今回は街角の常連さんである、しおんさん、ぽち由美子さんと3人で泊まり、スタインウェイのピアノをめいっぱい楽しんで来ます。

いざ当選が決まっても、弾ける曲が少ない^^;23日まであとわずかですが、せっかくの機会なので3人連弾したり、ホールの響きを感じながら日頃練習している曲をできる限り弾きたいと思っています♪



11月7日 手首の力
前回の、メンデルスゾーンの無言歌「瞑想」ですが、やってやれないことはないという気もします。

たとえば左手で3つ、右手で4つなどのような割り切れないリズムでも、自分の頭の中で各々を同時進行させられるのならば、鍵盤に触る部分が両手に分かれていようが、片手でいっぺんにだろうが、あまり関係ないようです。要するに問題は頭の中の認識みたいです。いつかきっと弾ける…。

さて、今日のレッスンは、夜想曲、スターライトワルツ、花の歌。

12月8日の発表会に向け、本番のつもりで…と気合いを入れたら、緊張してコケた^^;夜想曲はベースの音をはずしまくり。「手首に力が入っているのでは…?」と指摘された。落ちついて力を抜いてゆっくり弾いてみる。練習には、機械的に弾いたり、超高速のテンポで弾くことも有効のようだ。

スターライトワルツは、最初のテーマの部分「せっかくの印象的な和音をもっと響かせましょう」とのアドバイス。3〜4つの音が重なる和音で、真ん中の指の音が弱いとの指摘。一番右の音を鳴らすことに気を取れられ、真ん中が鳴っていないことがわかった。

花の歌は最後まで通せるようになったが、音楽的にはまだまだ。ペダルを研究することと、con anima cantandoからの左手の手首の力を抜くこと。どうしてもここの左手が硬くうるさくなってしまい、特に連打の最後にアクセントがついてしまう。次のベースの音に飛ぶのに急いでしまうのも一因。押さえつけず、手首からフッと力を抜くことがポイントのようだ。

やっぱり広範囲の和音をつかむときは力が入ってしまう。大きな手の人は楽なんだろうなあとずっと思っていたが、先生にきくと実はそうでもないらしいのだ。手が大きくても力が入るといい音は出ない。大切なのは手を柔らかく使うことなんだそう。

先生の手は私と同じぐらい小さい。ショパンの曲などでつかめない和音も少なくないらしいんだけど、今日弾いてくれた英雄ポロネーズの美しい音色といったら!小さい手を柔らかく使い、無駄のない動きで鍵盤を移動することで美しく響かせている。

これまで大きな手を羨ましく思っていたけど、自分の体を改造することなんかできないんだから、生まれ持った自分の手の可能性を信じて美しい音を探し求めることが大切なんだな…

その後は、シャンペントッカータの最初のところを先生と弾いてみた。楽しそうだけど、ホント難しそう^^;



10月25日 無言歌
メンデルスゾーンの「ヴェニスのゴンドラの歌」が話題になる中、あらためて田部京子さんの「無言歌集」を聴いていたら、また一つ憧れの曲を発見してしまった…作品30番−1「瞑想」。

ちょっと譜読みをしてみたけど、そう簡単には弾けそうにない。メロディを弾きながら、左と右両方で伴奏型を弾く。伴奏が左手だけならなじみがあるけど、両手でとなると非常に難しさを感じてしまう。

しかも、伴奏型は三連符。両手別々ならともかく、右手だけで3つと4つを同時進行で弾くのだ。あ〜!!

でもなあ…こういう自分には無理だと思うような曲にも挑戦しなければ、レベルアップは望めないのかもしれない。

簡単な曲を美しく弾く…ということが街角@もるとの目指してきたテーマでもあるんだけど、それとは別に、きれいに弾けなくても、みっともなくてもいい、とにかく1ランク難しい曲にチャレンジし続けることも大切なことなんだよね。



10月24日 電子ピアノとグランドピアノ
最近、家の消音(電子ピアノ)で弾いていると疲れてしまう。あ、いえ、精神的にじゃなくて^^;、体力的にね。

どうしてかなあ…と考えていたけど、今日レッスンでグランドピアノを弾いてみてわかった。グランドピアノは疲れないのだ。先生が帰られたあと1時間、部屋を貸してもらって練習したのだけど、普段家で弾いているような疲れは感じない。

電子ピアノを弾く時に疲れるのは、腕や肩に力が入っているからに違いない。
電子ピアノは、グランドピアノに比べてダイナミクスの幅が狭く、音の強さに限界がある。にもかかわらず、強い音が欲しいときについ、もっともっとと、腕や肩に力を入れて弾いているんだと思う。

それ以上出ないのに、ばんばん鍵盤を叩く姿…なんだか滑稽で悲しい。

腕や指を傷めないよう、ヘッドフォン&電子ピアノはほどほどに。できるだけグランドピアノを借りて練習することにしよう。

今日のレッスンは、発表会の曲を本番通りの順番で。

夜想曲の、はずしやすい音のチェックと、歌い方のアイデア。スターライトワルツは、大きな流れはこのままでいく。万一止まってしまった場合、再び弾きはじめる場所を数カ所チェック(笑)夏のオフ会の時の失敗もあるので、頭の音は入念にチェック(爆)。あとはどれだけ心に余裕を持って弾けるか、だけ…



10月20日 2台8手大募集中!
最近ハマっているのが、ギロックの2台ピアノのための連弾「シャンペン・トッカータ」。
全音の「ギロック・ピアノピースコレクション3」に載っています。2台のピアノを4人で弾きます。

まだメンバーも決定してませんが、そろそろ練習を始めようかというところ。とりあえず、第一ピアノのセカンドの譜読みを始めました。

楽譜は見開きの右側ページに第一ピアノが、左ページに第二ピアノが載っています。つまり第一ピアノはずっと右側だけを見ていくのですが、1ページごとに楽譜をめくらなくてはならず、その部分がおぼえられない。テンポも速いし、ダルセーニョもあり、譜めくりが非常にわずらわしい…

ということで、第一ピアノのセカンドパートだけを切り取って大きな紙に貼り付け、特製楽譜を作りました。
もちろん本番のときにはこの楽譜は使えませんが、全部おぼえるつもりで練習したいと思います。

今日は、購入したMIDIの、自分の弾くパートだけをカットし、ピアノにつないで鳴らしながら譜読みをしています。テンポは半分ぐらいのゆっくりに設定。メロディを聴きながら弾けば音の間違いも防げるし、なにより楽しい(^o^)

指定のテンポで弾けるようになったら、ぜひ皆さんと一緒にあわせたいです。
練習場所は長野市、名古屋市、または東京近辺の2台のピアノが弾けるところ。日時は未定です。2台8手に興味のある方、ぜひご連絡下さいね。



10月9日 アルペジオ
ケガはすっかりよくなりました。ご心配をおかけしてすみませんでした。

ギロックの夜想曲はほぼ仕上げ。明日のレッスンで完成できるかな。

ドリーの「お庭」はなかなか進まない。
明日はレッスンなのに、2週間前から進歩していない…
特につまづいているのが、2ページ目ppのアルペジオ。(関係ないけど、全音のこの楽譜、連弾なのに小節番号が書いてない。不親切!)見た目より難しいのです〜(p_;)

レッスンで先生から「右手を弾いているときに、左手の2つめの音までを鍵盤に用意しておくように」、とアドバイスがあったのだけど、なかなかできない。ゆっくりでもとれない。

そして「花の歌」。まだ前半をやっているのだけど、最初のTenpoTの前のアルペジオが難しい。ドタバタのデコボコで聴くに耐えない…(-_-;)この曲はホントに完成するんだろうか。



10月1日 花の歌
昨日から「花の歌」の冒頭のテーマをどう弾くか考えている

こみさんのサイトで「花の歌」コレクションが開催される。去年の街角企画「スターライト・コンサート」のように、いろんな人が弾く「花の歌」のファイルを集めて公開するという、楽しみなこの企画。私もうまく録音できたら応募するつもり。

この曲はCDもないし、せっかくの機会なので自分で自由に作ってみることにする。ここ数日間、鍵盤に向かっているけど、なかなかピタッと来るリズムがわいてこない。8分の6という拍子と、アウフタクトのフレーズがポイントっぽいのだけど…

昨日は指のケガのため病院へ行ったのだが、待合室ではずうっと花の歌のフレーズの出し方を考えていた。リズムにあわせ無意識に左手がまわってしまう。外科の待合室で、目は宙を泳ぎケガしたほうの手をぐるぐる回している女…かなりヘン。

今日も太く巻かれた包帯のまま弾いてみたけど、肩が凝ってしまった。

あ、そうだ、男性の皆さんは黒鍵と黒鍵の間にある白鍵の向こう側って指が入りますか?たぶんここではいい音が出ないと思うんだけど、私はよくこの部分を弾いているようです。包帯を巻いた指ではこのすきまに入らないので…今回、いかにこで多く弾いているかがわかりました。



9月13日 先生のギロック
とうとう、この街角が先生にみつかった(笑)

「小原孝」のキーワードでわかったそうです。
こうなれば仕方ない。真面目に練習しているように日記を書かねば(笑)
「おんがくのーと4」では、先生のスターライト・ワルツが聴けます。とても表情豊かですよね。

昨日のレッスンでは、ドリーの「お庭」と、ドビュッシーの小組曲「小舟にて」を、ゆっくり先生とあわせながら音とり。
「お庭」は、臨時記号が多くておぼえるのが大変。でもセコンドとあわせると、ハーモニーの変化が解りやすい。小組曲は私がほとんど初見で、メロディだけをなぞった。これを弾けるようになったら楽しいだろうなあ。

あと、12月の発表会では、スターライト・ワルツともう1曲ということで、ギロックの叙情小曲集から「Night Song」を考えています。どちらも「夜」「星」のイメージで、片方はリズム感を出し、片方はしっとりと。

新しい3曲ともまだ音を取っている段階なので、先生からアドバイスをもらうことはできないんだけど、こういった曲は特に美しい音で弾くことを心がけたい。2週間後の次回レッスンまで、丁寧に譜読みをしていきたいと思います。



8月17日 中部ピアノオフ会
この夏の一大イベント、ピアノオフ会が終わりました。
これを書いているのは20日未明ですが、いまだに楽しかった余韻にひたっています。

十分に楽しみ、学ぶことが多かった今回のオフ会。レポートを作りましたのでこちらをご覧下さい。



7月30日 自分の演奏を聴く
レッスン中にビデオカメラをまわして録音し、家で聴いて復習している。

先生のアドバイスを忘れるからというわけじゃなく、レッスン中は自分の音を客観的に聴けていないことが多いから。あらためて家で自分の音を聴くと、より、先生のご指摘ごもっとも!と納得できる。

これまではビデオをパソコンにつなげて聴いていたが、今日はテレビにつないでみた。映像は撮ってないので真っ暗なテレビ画面にピアノの音が流れる。目を閉じて集中して聴く感覚だ。

う〜ん、なんてヘタなんだ(泣)

スピーカーが大きくて臨場感がある分、自分のダイナミクスの乏しさや、音の硬さ、フレーズ感のなさ…が際だつ。こんなにつまらない演奏をしていたのかと、気が遠くなってしまった。



7月23日 スタインウェイを弾いた!
日曜日に白馬シェラリゾート「アウゼ」を偵察してきた。本当に素晴らしいところだった。いつかきっと、泊まりでのオフ会やりましょう!

ところで、ここの音楽ホールにあるスタインウェイ 生誕300年記念モデルTP-300に触らせてもらったのだが、美しさに感動してすっかり舞い上がってしまった。

担当の男性にカバーをはずしてもらうと、まずその美しいフォルムが目に飛び込んでくる。なんとも優雅で上品。フレームの下にちょっとした木目の装飾が施されているのがめずらしかった。屋根のふたを大きく開けてくれて、それを支える棒(なんていうのかな)が、ただのまっすぐではなく曲線を描いている。その美しさ、かわいらしさに見とれてしまった。

塗装も鍵盤もペダルもピッカピカに輝いており、前に座ると生命感あふれる赤ちゃんを抱くよう。

さっそく、たまたま弾ける(笑)ヴェニスのゴンドラの歌を弾かせてもらった。も〜!ぜんぜんちがう!ウチの消音付きアップライトとは全く別の楽器だと思ったほうがいい。ピアノ教室のYAMAHAのグランドピアノとも全く違う。

音は深みがあって、キラキラと明るく軽いのに、薄くなく、立体感がある感じ。上質なシルクの肌触り。

どんなに小さくタッチしても音を拾ってくれて、粒が揃っている(ように聞こえる)。なんか急にうまくなった気分。勘違いさせてくれるピアノである(笑)
(客席の最前列で聴いていた夫には、「音そのものは上質だけど、席が近いためかもしれないが、ちょっと音に伸びがなかった、広がりに欠けた」と言われた。それは私の稚拙なタッチと演奏の力のなさから来るのだと思われ。)

まあ、本人が気持ちよかったのだから、私の実力はともかくピアノが素晴らしいことはまちがいない。エナスタのベーゼンドルファーが暖かな包容力のある男性なら、このピアノは若い女性…10代の無垢なお姫様といったところか。

ゴンドラ1曲を弾き終わると、ホールの後ろで聴いていた担当さんがさっと近づいてきて、いかがですか!なんて言われて、まだまだこのまま弾き続けていたい気持ちを抑えて立ち上がる(笑)。多分こういう下見での演奏は、区切りをつけないとずっと居座られてしまうのだろうなあ^^;

なんかもう、こんなのを弾いてしまうと、家でのピアノのタッチについて悩んでいることが取るに足らないことのように錯覚してしまう(笑)が、こういうピアノでいつも練習ができれば、もっともっと多彩に表現できることがあるんだとわかって、全然足りていない自分に課題を出せるのだろうなあと思う。

それにしても…お値段は850万円らしい。この3日間、出るのはタメ息ばかりです。はぁ…

時間貸しは、ホールとピアノで1時間7400円也…はぁ…



7月18日 ヴェニスの舟歌
「ヴェニスの舟歌」いよいよ仕上げ。これはレッスン中の演奏です。演奏ページにアップするつもりが最後に1音間違えてるのでまたまた断念(T_T)

メンデルスゾーン 無言歌「ヴェニスの舟歌」op.196-6

この曲はこれでひとまず仕上げにしようと思います。これからも大切に弾いて行きたいです。

このあと、スターライトワルツ。今回音をしっかり拾う練習をしたので、前より音は太くなったけど、全体にリズムが重くなってしまった。先生に横で歌ってもらいながら、リズムにのって弾く。部分的に左手をもっと強く出すところや、fffの部分をもっと体重をかけて厚い音で鳴らすなど、細かい指摘。普通使わないコード進行やリズムの変化を理解し、楽しんで弾けるといい。

この曲を発表会で弾こうかな。
先生は、こういった楽しくて皆に知られていない曲はとっても適してるって勧めてくれた。
そうだよね。この曲、街角界隈ではすっかりお馴染みになってしまったけれど(^o^)まだほとんどの人に知られていないんだもんね。よし!これでいってみるか。

2つ前の教室での初めての発表会では、この曲に憧れていたけど、まだ無理かなって他の曲にしたのでした。さてさて、いよいよ4年越しの熱い想いが実るのでありましょうか!?



7月14日 ピアノへの愛情
今日は久しぶりにアコースティックで練習していたのですが、隣でネットしながら聴いて(強制的に聴かされて)いた夫からダメ出し。

「練習曲も歌って弾いてよっ!」

あのチェルニーの30番の1です。フォルテで右手の5の指を保ちながら弾くところ、音が強すぎるというのです。

私「だってここ、フォルテなんだもん(拗)」
夫「なんか頭痛くなっちゃうんだけど(怒)」

弾けない人に言われたくないという気持ちや、夫婦間の甘えから不機嫌になる私。
隣の部屋からピアノの前にやってきた夫と楽譜をみながら、「もっとこうしろ!」「そんなこと言ったってできないもん!ぴ〜」と言い合うこと10分^^;;

つとめて素直になって冷静に話を聞いてみると、どうやら強弱の問題ではないことに気づかされる。

右手の小指が弱いので強く弾かねば、という気持ちから、「強い」のではなく、力が入ってしまって「乱暴な音」になっていたというわけ。

一生懸命肩の力を抜き、叩かないようにフォルテで弾く。

夫「うん、その音!それならいい。」
私「…」
夫「さっきと全然違うでしょ」
私「そうだね」

耳を澄まして自分の音を聴くこと。こんなあたりまえのことをしていなかった。

去年秋、このアップライトピアノが来たときはあんなにうれしかったのに、先生のところで弾くグランドピアノと比較するとどうしても物足りなく、「どうせアップライトなんだから、いい音なんか出るわけない」という気持ちが芽生えていた。

でも、そうじゃなかった。このピアノの範囲で出る美しい音があるのだということ、それをまだ自分は引き出してもいないことを、私は忘れていた。ピアノに申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

そして自分の思いこみ。「ムズカシイんだからできるわけない」「弾けない人が言うことは理想論」「楽器がショボイから何をやってもだめ」…。そういう頑なさが、自分の首を締めていたんだ。

気を取りなおしてピアノに向かう。「これまで、ごめんね」
愛情をもって、力をぬき指先に集中して1音を弾く。

ピアノは何事もなかったような顔をして、深く豊かな音で答えた。



7月4日 聴いて楽しい演奏 
そろそろ無言歌のゴンドラを仕上げたい。
今日のレッスンでは、なんとか合格ラインへ行けたようだ。前回の課題のダイナミクスの不足だが、今日は段階的に大きく歌っていく感じがつかめた。
レッスンにビデオカメラを持っていっているので、うまく行ったらレッスンで弾いたテイクをそのままファイルに落として公開してしまおうと思っていたのだが、通し弾きした2回とも大きなミスがあって断念。

そして、キティ・ワルツ。前回よりさらに曲の流れをつかむレッスンとなった。
「普通のクラシックの曲は、大体フレーズが4ずつとか、8ずつとか、均等になっているのだが、この曲は頭から1小節、1小節、10小節、というような、ランダムなフレーズ感が魅力。そこをもう少し生かすように表現してみてはどうか」とのアドバイス。

速い曲は、どうしてもあわててしまって、フレーズで歌うことを忘れてしまう。

「音は間違えてもいいので、フレーズを感じて前へ前へ進ような音楽を作ってみましょう」ということで、2人であわせてみる。自然とテンポが上がる。頭の4小節から5小節の、音階をセコンドからプリモへ受け渡す部分がスムーズに行くとかっこいいのだが、意識しすぎるとそこで音楽が止まってしまうので自然にまかせることにする。

またプリモ、1ページ目のフォルテのところが歌えていない。どうも私はフォルテの記号を見ると興奮してしまうクセがあるようだ。この2小節間の6つの四分音符を、均等にフォルテで弾いてしまうようだ。「そこはもっと歌えるはずですよ」とのこと。先生が弾くとたった6つの音に立体感がある。

私も何度かトライしてみるが、どうもうまくいかない。どこが違うんだ?
具体的にこう弾きなさい、という指導はない。う〜ん、どうすればいいんだろ…?先生は、知ってか知らずか「どこが違うんでしょうね〜(^_^)」なんて言っている。2人でその6つの音符を弾いているうち、違いがなんとなくみえてきた。

6つの音を均等に強く弾くと、レガート感がなくなるのだ。つまり、最初の音はフォルテだけど、次の音につなげようと意識することで、微妙にやさしい音になっていく…と、こんなことなのかな。早速家に帰って練習だ!

そして中間部。前回は、2種類のスタッカートでペダルあり・なしで4つのフレーズに分けた。今日はここの拍子感のアドバイス。ここは小節の途中から始まったり、2小節に渡ったタイの音があったりするので、きちんと数えて拍を取ろうとすると、どうしても、ぶんちゃ、ぶんちゃ、ぶんちゃ…となりやすいが、そういう「拍子のタテよりも、横の流れを重視した音楽にしてはどうか?」とのアドバイス。

あわせてみると、ぶんちゃ、ぶんちゃ、ぶんちゃ…が、たーたーたーたー…という感じに滑らかになる。そして自然とテンポも上がる。ここだけは相当速いテンポになる。主題が戻ってくるときに最初のテンポに戻す。メリハリがついて良いのではないか。

他にスターライトワルツも聴いてもらった。
弾き終わると、「これはもうご自分の中で完成されている感じですがいかがですか?」と言われた。
でも私が「この演奏を客観的に聴いたら、自分は決していいとは思わないと思う」、と言ったら先生は「さらに上があると思われてるのですね(^_^)」ってことで、レッスン開始(^o^)

先生は「ギロックという作曲家をまだよく知らないので、どこまでくずしていいのかわからないけれども、この曲は、あまりカッチリカッチリ弾かなくてもいいのでは?今のだとちょっとマジメすぎるかもしれないですよ」

う〜む、マジメすぎる…か。自分ではかなり好きなように揺らしているつもりだったが、思ったほど聴く人には伝わらないものなんだな〜

このあと、まだ自分では言葉にできないけれども、先生からヒントをもらえた。具体的にこうしなさい、ああしなさい、ではなくて、抽象的なニュアンスの言葉なので、解読(?)が難しい(笑)。それだけ自由度も大きい。そのほうがはるかに探求がおもしろく、理解も深まるような気がする。

この曲はさらに練習をし、ピアノと相談しながら自分なりの「言葉」の表現を見つけだし、演奏で披露できたら…と思う。

ポイントは、同じような音型を同じように弾かない、ということのようだ。